【守口市】これぞ地産地消! 市民と施設が連携して地域の伝統野菜「守口大根」を育てる企画がスタートしました。
2022年9月10日より、守口市・八雲東コミュニティセンターで市民と施設が連携して地域の伝統野菜「守口大根」を育てる企画がスタートしました!
この日は第1回目のイベントとして「苗付け」作業が行われ、参加者の皆さんでペットボトルでプランターを一生懸命作られ、土を入れて苗付けまでを行いました。
世界一長い希少品種といわれている伝統野菜「守口大根」の歴史は長く、室町時代の守口・淀川周辺の畑にて誕生したという説もあります。その大根は「漬け物」の材料とされ、天正13年「守口村」に立ち寄った豊臣秀吉がその味を絶賛し「守口漬」と名付けたとされており、その後「守口宿」の名産品となり、明治には「守口大根」として広く親しまれたが、大正から昭和にかけて街の発展に伴う農地の減少などにより、徐々に衰退していったそうです。
「守口大根」の栽培に適した土壌は限られているため、その環境を地上約1mの囲いの中に土を入れ畝を形成する方法で再現し、収穫に成功されました。また、「守口大根長さコンクール」による栽培技術の向上など、市内農家を中心に多くの方々の協力を得て研究が行なわれ、「守口大根」の復活と栽培方法の改良による伝統野菜の継承も図られています。
今回のイベントの様子を“栽培編”としてYouTubeで動画公開されているので、お時間のある時にぜひご視聴ください。
食と農について親近感を得るとともに、生産と消費の関わりや伝統的な食文化について、理解を深め、地域で生産された農林水産物をその生産された地域内において消費するこの取り組みは地産地消という言葉がぴったりの企画ですね!
今後は守口大根をおいしくいただくための調理法をご紹介する試食編や、守口市が主催する守口大根長さコンクールへの出場を目指すコンクール編などの動画もアップしていく予定だそうです。今後も楽しみにしたいと思います!
*中部エリアcc広報担当さん情報提供・画像提供ありがとうございました。
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