【守口市】3年ぶりの開催となる守口大根長さコンクール、長さは2メートル越え!優秀賞はさくら小学校でした。
2023年1月30日(月)、守口市京阪本通にある守口市役所で、『守口大根長さコンクール』が開催されました。「守口大根」の長さを競うコンクールで2020年までは毎年行われていました。
司会は、もりぐち夢・未来大使のU.K.さん。素敵な笑顔と良いお声でオープニングからしっかり会場を盛り上げてくださいました。
審査員も務められる守口市の西端市長の挨拶から始まりました。
「守口大根長さコンクールは3年ぶりの開催となります。
守口大根は、なにわの伝統野菜で現在では岐阜県で主に生産や発売をされていますが守口が発祥の地です。豊臣秀吉が『守口漬』と名付けた」など説明をしてくださいました。
審査員さん達の紹介の後は、エントリーされた守口大根を1本ずつ長さを計測していきます。
計測の方法は、5円玉を根から通して、止まったところから大根の葉の手前までを計測します。
長さが長いものだけでなく、形が面白いものや珍しいもの、立派なものなど様々な大根が並び計測が難しいものもありました。
審査が行われている間、寺方提灯踊保存会の方が守口大根物語を披露されました。
大阪産(もん)料理 空さんが守口大根のレシピを考案され、ポトフ、唐揚げ、べったら漬などを皆さんで試食しました。
大阪産(もん)料理の空さんは、堀江など6店舗の飲食店を経営されるオーナーさんで今回守口大根の試食用に試行錯誤してレシピを考えられたそうです。
大阪産(もん)とは、大阪府域で栽培・生産される農産物、畜産物、林産物、水産物と、それらを原材料として使用した加工品のことで、PRして認知度を向上させ産業の振興に取り組んでおられます。
守口大根は苦味があり、ごぼうのような食感で美味しく料理するのは大変難しいようでした。
守口市から種をいただいた個人や団体など11本がコンクールに出展されました。
葉っぱも長い大根や根のような大根、
色っぽい大根など形も長さも様々あり、見ていて面白かったです。
そして、審査発表されました。
優秀賞は、団体の部
守口市立さくら小学校 212cm!! 2メートル越え!
守口市立さくら小学校の校長先生が授賞式に来られていて、各社報道のインタビューに取り囲まれて撮影やお話をされていました。
2022年9月中旬ごろから植えてコンクール当日の1月30日に収穫されました。6年生の児童たち74人が育てられたそうです。大きなやぐらを組んで、ふるいにかけた砂を2種類ブレンドして大切に育てられ、子どもたちも率先して水やりをされていたとの事です。
八雲東コミュニティセンター 194cm!
八雲東コミュニティセンターさんは、ペットボトルを長くつなぎその中で育てられたとのこと。2022年9月4日に種をまき146日目の1月28日に収穫されたとの事でした。
八雲東コミュニティセンターのHPには収穫時や調理の様子が掲載されています。
個人の部 梅本さん139cm
特別賞 北田さん50cm
2メートル近くに育てるのには、長年の経験が必須の様で長期間にわたり、みなさん丁寧に丹精込めて育てられたようです。
関係者の皆さん、大変お疲れ様でした。
2020年の様子
2019年の様子