【門真市】門真産のお酒を販売する「木村酒類販売」。「蓮の宴(はちすのあかり)」「かどま酒」「ぼくらのワイン」地産地消のお酒で地元を活性化!
こちらは宮野町にある万代大和田店のお隣の「木村酒類販売」さんです。ぶどうのツルが入り口のひさしのように絡んでいる、なんとも趣のある酒屋さんです。こちらのお店は主に飲食店にお酒を卸している老舗の酒屋さんですが、一般の方もお酒を購入することができます。お店の1階には日本酒、焼酎、ワインと様々な種類のお酒が並んでいます。ワインも揃っています。 奥にもいろんな焼酎が並んでいます。冷蔵のお酒もあります。お酒にはあまり詳しくないのですが、いろんなお店の取材で「かどま酒」というのを何度か耳にするうちに興味を持ち、購入してみようとお店に来てみました。「門真ビール」や「守口ビール」も販売しています。「かどま酒」は、2012年に『門真の未来を明るく元気に!』を合言葉に誕生した純米大吟醸だそうです。交野市にある山野酒造さんの協力のもと、門真産の山田錦を使って田植えから稲刈り、段仕込みまで手作りで作り上げた、門真産の日本酒だそうです。
そしてこちらの「蓮の宴(はちすのあかり)」も門真産です。
醸造と蒸留は福島県郡山市にある「笹の川酒造株式会社」さんにお願いしているそうです。ボトルの形が裸電球なのは、「家電の城下町」というイメージを大事にしているからです。街の活性化を願って開発された門真らしい焼酎ですね。原材料は手掘りの伝統農法故に、生産量の限られた門真蓮根を使っていて、とても希少な焼酎です。
2階にも案内していただきました。むき出しの梁がかっこよく、蔵元をイメージする内装です。(個人的な想像ですが)
以前は「酒屋の酒場」という、お酒を楽しめるイベントを開催されていたそうで、コロナ渦になってから久しく開催されなかったイベントが復活しつつあります。2022年11月1日〜30日まで開催される「かどま元気バル」 でも11月10日に「酒屋の酒場de飲み放題」のイベントがこちらで開催されるそうです。
2階全体が古民家のような雰囲気です。窓から見えるのはぶどうの木です。このぶどうと店先のぶどうから、ワインやぶどうジュースを作っているそうです。大阪府にある「カタシモワイナリー」さんから譲っていただいた、「ベリーAの苗木」を門真市のいろんなお店の軒下で栽培し、みんなで収穫したぶどうでワインを作る「大阪ぶどうの樹1000本プロジェクト」いうのがあるそうです。ちなみに大阪は昭和初期までは日本一のぶどうの産地だったそうですよ。
そうやってみんなで作り上げたワインがこちら「ぼくらのワイン(赤&白)」。このプロジェクトに携わった方々の顔がラベルになっています。アルコールが苦手な方や子どもも飲める「ぼくらのジュース」 もあります。
このワインやジュースは大阪府の一部の飲食店でも 提供しているそうです。
木村酒類販売さんは昔からの長いおつきあいの蔵元さんだったり、飲食店だったり、農家の方や地元の方との繋がりを大切に、みんなで地元を盛り上げ、より良い未来を作っていこうと取り組んでおられます。
私たちもこういった商品を手にとってみて、大阪や門真の隠れた魅力や地産地消について知り、イベントに参加したり、商品を購入することで地元が活性化して、もっとより良い街や未来に繋がっていくのかもしれませんね。
お忙しい中、じっくりとお話を聞かせてくださった社長さん、ありがとうございました!
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