【守口市】2022年9月24日(土)、児童虐待を描いた映画「ひとくず」の無料上映会が守口文化センター(エナジーホール)で開催されます。
2022年9月24日(土)、守口文化センターエナジーホールで映画「ひとくず」の無料上映会が開催されます。
こちらの映画は監督・脚本を務める上西雄大さんが、児童相談所にて尽力される医師、楠部知子先生から虐待の実態を耳にしたことから始まり「眼を向けてあげてください、救われる命があります」との言葉を受け、今こそ一人ひとりが関心を持つべき問題だと考えを固めました。
虐待に苦しんでいる子供に手を差し伸べたい・・・ そこで、児童虐待をテーマにした映画「ひとくず」を制作することを決断しました。
撮影はオール関西で撮影され上西氏が主宰する劇団員のほか、田中要次、工藤俊作、谷しげる、堀田 眞三、城明男、飯島大介(敬称略)などベテラン俳優が参加し、完成後の関係者試写会では大きな反響により上映運動など盛り上がりをみせています。 各国の映画祭では絶賛の嵐が吹き起こり、今後多くの海外映画祭でも上映を行う予定だそうです。
開催日時:2022年9月24日(土)
1部 10:30~13:00 (開場 10:00)
2部 14:00~16:30 (開場 13:30)
入場料:無料(先着順)
あらすじ
生まれてからずっと虐待の日々が続く少女・鞠。食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田が空巣に入る。幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に、自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出す。そして、鞠の母である凜の恋人から鞠が虐待を受けていることを知る。虐待されつつも母親を愛する鞠。鞠が虐待されていると確信した担任教諭は、児童相談所職員を連れてやって来るが、鞠は母の元を離れようとせず、保護する事ができずにいた。金田は鞠を掬うため虐待をする凜の恋人を殺してしまう。凜に力ずくで、母親にさせようとする金田。しかし、凜もまた、虐待の過去を持ち、子供の愛し方が分からないでいた。そんな3人が不器用ながらも共に暮らし、「家族」の暖かさを感じ本物の「家族」へと近付いていく、、、。
(映画「ひとくず」公式HPより)
守口市の児童虐待数は身体的虐待・心理的虐待・ネグレクトともに平成29年度から年々増加しており、守口市家庭児童相談が1年間に通告を受けた件数も年々に増加しているそうです。通告対応の結果家庭児童相談から子ども家庭センターに一時保護を要請した重篤件数も増加しており看過することはできません。(上記チラシより抜粋)
周囲の大人が気づくことで児童虐待を防止できることもありますので映画を見て何かのきっかけになったり、児童虐待をテーマにしたこの映画で家族愛や何気ない生活がどれだけ幸せかということに気付くかもしれません。活きた教材「ひとくず」の上映会に参加されてみてはいかがでしょうか。
・一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO 理事長
・株式会社イージェット 代表取締役会長
・兵庫県児童虐待等対応専門アドバイザー
・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
・アンガーマネジメントファシリテーターなど
1972年神戸市北区生まれ。1男2女の母。4歳の頃、両親の離婚で兄二人と児童養護施設に入所。7歳の時、父の再婚で家庭に復帰しましたが継母と実父による壮絶な虐待が始まり、何度も命を落としかけました。2010年末、心の支えであった次兄が白血病で他界。これを転機に兄の思いを引き継ぎ、本当の意味での「児童虐待の予防」にむけての自叙伝を執筆するとともに「大人の心を助ける」講演活動を積極的に行っています。
(公式HPより抜粋)
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