【守口市】放送中の2021年大河ドラマ『青天を衝け』の中で「守口」というセリフが登場していました!
号外スタッフの私はNHKの大河ドラマが好きで毎年見ているのですが、今年2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の8月15日放送第24回になんと「守口」という地名が登場したのでご報告します!
守口がどのような場面で登場したかというと、主人公渋沢栄一を演じる吉沢亮さんの「枚方、守口まで撤退し…」という台詞で登場しました!
パリにいる渋沢栄一が、幕府から受け取った御用状(手紙)の中に書かれていた文言を読んだシーンです。
時代背景としては、江戸幕府最後の将軍徳川慶喜が大政奉還を行い朝廷に政権を返上した後に勃発した「鳥羽伏見の戦い」の時です。
大政奉還後大坂城にいた慶喜は、新政府に介入するため家臣を京へ送らせます。しかしその家臣と薩摩軍が衝突し鳥羽伏見の戦いが勃発します。
その旧幕府軍と薩摩軍は鳥羽・伏見・淀などで戦いを繰り広げ、とうとう旧幕府軍は敗退し枚方、守口を経由して慶喜のいる大坂城へ撤退していくことになります。この一連の過程がパリにいる渋沢栄一のもとへ手紙で届いたということですね。
守口は当時京街道の守口宿として京と大坂を行き来するのに重要な役割を果たしていました。
またこれはドラマでは描かれませんでしたが、鳥羽伏見の戦いが終結した同じ年、明治天皇は大坂行幸の際に守口市の難宗寺に宿泊したという記録が残っています。
歴史の大きな分岐点に今住んでいる街が関わっていると思うととても興味深いですね。
数々の企業の創設に関わった渋沢栄一は、実は京阪電車の創立委員長でもあります。また『青天を衝け』の中で守口周辺の地名が出るといいですね♫
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