【守口市】〝宿場町制定400周年記念!〟 東海道五十七次〝守口宿名物〟『竹皮むすび』を再現! 限定販売へ!
2016年は守口市にとって、歴史的な節目を迎える記念すべき年となる!
元和二年(1616年)『守口宿』は徳川幕府により、東海道五十七次の宿場町と定められ、本年で400年を迎えるのだ!
そこで!『守口門真歴史街道推進協議会』の皆さんが、「この絶好の機会に守口宿をもっとピーアールできないものか」!? と連日協議を重ねられ、当時守口宿にて実際に売られていた『竹皮むすび』を再現してみてはどうだろうか!という案にまとまったのである。
が、しかし!そこからがまた長く険しい試練の道のりであった!!
「400年も昔に売られていた弁当を、一体どのようにして再現すればよいのか」!?
できる限りの資料を集め、来る日もくる日も握り飯との格闘!おかずの試食・・・
「こんな味じゃダメなんだ!コンビニで売っている弁当とは訳が違うんだぞ」!
メンバーの表情には、焦りの色が見え始めていた。
だが、誰一人諦める者はいなかった。
「守口大根は絶対に入れよう」!
何度もなんども試行錯誤を重ねた結果、遂に!守口宿名物〝竹皮むすび〟が完成したのである☆
旅人が次の宿場に着くまでの間、手軽に持ち運べて簡単に食事をとれる方法として考案された握り飯。
旅の途中、いつでもどこでも食べることのできる、生活の知恵によって握られた弁当なのだ。
また、竹の皮には殺菌作用があり、日持ちするところも人気を集めた要因である。
(今回の弁当には、奈良県産の竹皮が使用されている)
それでは、気になる中身を見てみよう☆
どうであろうか!この彩り、豊富なおかず。
まるで一幅の名画を観ているかのような美しさではないか☆
先ずは目でじっくりと楽しんでいただき、遥か守口宿へと思いを馳せていただきたい♡
お待たせしました!
おむすびは二つ入っており、一つはかやくなので味の違いが楽しめてグッドである。
見た目の形、握り具合、味、全てにおいて申し分なし☆☆☆☆☆
試食会に招かれていた落語家の澄川白ぼーくんも、ご満悦の表情だ♪
煮物だが、その具材の多さに驚かされる!
上品な味付けで、米との相性もバッチリだ☆☆☆☆☆
そして、弁当のおかずにはなくてはならない卵焼き。
調味料は使わず、たまご本来の味を引き出した〝ザ・卵焼き〟であり、押さえるべきところはキッチリとおさえているのも、この弁当の魅力と言ってよい☆☆☆☆☆
いよいよ、メインデッシュに箸をつけるときがきた。
門真れんこん入り肉団子。
口に入れた瞬間!思わず「すいません、ご飯の大盛りお願いします」!と、口を衝いて出てしまった。
このおかずがあれば、ご飯がすすむこと請け合いである。
薄味でしつこさがなく、門真れんこんのシャキシャキ感が、口の中で絶妙なハーモニーを醸し出してくれるのだ☆☆☆☆☆
〆は勿論!守口大根の奈良漬けだろう。
箸休め的なニュアンスが強いと思われるが、ちょうど焼酎のお湯割りを頂戴していたので、アテにさせていただいた。
酒は燗 肴は気取り 酌は髱(さけはかん さかなはきどり しゃくはたぼ)などというが、私はこの守口大根の奈良漬けさえあれば何もいらないと思ったほどである☆☆☆☆☆
かの豊臣秀吉が大絶賛した守口大根を口にし、心は400年前へとタイムスリップしたのであった・・・
今回は、この竹皮むすびが限定販売されるとの情報も掴んでいるので、お知らせをさせていただく。
土居商店街 ポポラーレ土居にある『さとうきび畑』さんにて購入可能。
但し、いつ行っても買えるものでもないようなので、予約などのことも含めて、一度問合せをしていただきたい。
ではまた(^O^)/
本日の和歌
『 時を越え 竹皮むすびが よみがえる 守口宿へ 思い馳せつつ 』