【門真】大玉よりも〝小玉〟フワトロよりも〝カリトロ〟究極のタコ焼き屋が門真市にオープン☆ 連日大繁盛の秘密を緊急取材‼︎
皆さんは、『タコ焼き』にどのようなイメージを抱いておられるだろうか？
多くの方はフンワリとして、爪楊枝で持ち上げると、トロ〜っと重力に抗うことを知らない、大ぶりのものを思い描くのではなかろうか。
いわゆる『フワトロの大玉』である。
キッズや若い世代の方には特に、このフワトロ大玉がタコ焼きの常識として、揺るぎ無いものになっていると思われる。
勿論、それはそれで『食文化』。
何も問題は無いのだが、が、しかし！これぞ〝元祖タコ焼き〟〝究極のタコ焼き〟〝ザ・タコ焼き〟と呼べる、激うまタコ焼きがこの世に存在するのであれば、食べてみたいと思われるのでは⁉︎
幼き頃、街角の屋台で食べた懐かしい味…
我々にとってタコ焼きとは‼︎
外側はしっかりと焼かれていて、中はトロッとした食感が蛸を包み込み、更には、まるで中秋の名月を彷彿させるような綺麗なまん丸の小玉。
これぞ！究極のタコ焼き‼︎
いわゆる『カリトロ』なのである☆
ところが、最近は滅多にお目にかかれない。
私の記憶からカリトロが消えかかっていたとき、一件の情報を提供して頂いた。
「門真市に、小玉に拘ったタコ焼き屋がオープンしてます」！
〝こだま〟に会えると思うと、
〝ひかり〟のごとく現地へ向かい、
〝のぞみ〟が胸に湧き上がってくる。
まさに〝新幹線現象〟を体感しつつ、私はその店に到着したのであった。
屋号 『剛 蛸』（ごうたこ）。
マンションの１階にて営業する店先では、若い店員さんが忙しそうにタコ焼きを焼いている。
その華麗な手捌きの先には！！！
「こ こ こ これは⁉︎ 間違いない‼︎ 小玉のカリトロ！究極のタコ焼きだ」☆
私はこみ上げる感動と興奮を抑え、平静を装った。
そして、取材の旨をお伝えし店内へ。
店員さんは男性２人、女性１人の３人トリオ。
同級生とのことだ。
色々とお話をお聴きしようと思うのだが、お客さんが途切れない。
千客万来！満員御礼の大繁盛ぶりである。
９月１９日のオープン以来、休む間も無くタコ焼きを焼き続けているとのこと。
周りは住宅街で工場も多く、近所の主婦に子ども連れのお母さん、一人暮らしのお年寄りに工場で働くお兄さん、そして学校帰りの学生さんと、客層は実に幅広い。
と言うのも、店員さんの人柄がお客さんのハートをガッチリつかみ、会話を楽しみに来られる方も多いのだ。
昼間は子供たちで賑わい、お金を握りしめて大人気の『たこせん』（１００円）を買いに来る。
夜はちょっとした飲み屋に装いを変え、大人の社交場にもなっている。
私も早速いただいた。
豊富なメニューのなかからチョイスしたのは、たこ焼きの塩マヨネーズ。
（たこ焼きは他に、ソース、ぽん酢、そのままがあり、ネギとチーズのトッピングも用意されている）
ひとくち食べただけで、懐かしさと同時にたこ焼きの真髄である食感が口の中に広がり、カリカリさとトロッと感とが絶妙なハーモニーを醸し出す♪
続いて、もう一つの名物である『いか焼き』もいただいた。
こちらのこだわりは、ふんわりとした食感に焼き上げ、冷めてもかたくならないところにある。
鉄板で挟んで焼くというのは同じなのだが、けっして押しつけたりはしないため、あの絶妙な焼き上がりとなるのだ。
今後の展望についてもお話を伺った。
お酒を飲まれるお客さんも多いため、『酒の肴』にも力を入れていきたいとのこと。
今の一押しは『目光』（メヒカリ）の唐揚げだ。
目光とは、茨城県産の小さな魚で、カレイによく似た味のようである。
まず大阪ではお目にかかれない珍魚であるが、店員さんが茨城県の居酒屋さんで働いていた経験があり、そのときのご縁で入手可能となったのだ。
このように魅力溢れる剛蛸だが、まだまだこれから、どんどん進化をしていくに違いない☆
そして、地域に根ざした愛されるお店、子供たちを見守る駄菓子屋さん、お年寄りの話し相手にもなる休憩所、仕事帰りにフラッと立ち寄れる居酒屋さんとして、末長く繁盛していくことであろう。
剛蛸では、クリスマス会、忘年会・新年会などの予約もオッケーなので、色々なプランを相談してみてはいかがか☆
それから気になる『剛蛸』という屋号だが、この由来についても記載は控えさせて頂く。
何故って？
皆さんが、お店に行かれた時の楽しみが減ってしまうから…
とにかく、楽しい店員さんと大いにお話をして頂きたい♪
最後に、剛蛸の一番の自慢！売りを言っていただいた。
ズバリ！「たこ焼きの大きさです」！！！
小玉にこだわり続ける信念のたこ焼き屋。
門真市に一つ、新たな名店が誕生した史実を脳裏に焼き付け、満足度２００%で店をあとにした。
ではまた (^O^)／
『剛 蛸』
門真市 島頭 3-13-16
本日の和歌
『 懐かしき 小玉のたこ焼き 追い続け 門真に築きし 剛蛸城かな 』
今回の情報提供頂きました匿名希望様ありがとうございました。
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