【門真市】食品ロスを子どもの貧困対策支援へ活用。門真市と旭食品(株)が事業連携協定をされました。
2020年9月25日、門真市は「子どもの貧困に関する施策に係る門真市と旭食品株式会社との食品等の提供に関する協定」を締結されました。
旭食品株式会社では、フードロスの削減と併せてそれらの食品等を子どものために役立ててほしいとの想いから大阪府に相談し、今回の門真市との協定締結に至ったようです。
協定内容は、毎月、旭食品株式会社から門真市へ食品等が寄附され、それらの食品等を門真市が行う貧困対策事業「子どもの未来応援ネットワーク事業」で対応している子どもや市内の子ども食堂等へ配布されます。
子どもの未来応援ネットワーク事業とは、地域において支援が必要な子どもや保護者を発見し、支援につなげるための地域見守り体制です。
この協定はSDGs17の目標のうち1「貧困をなくそう」2「飢餓をゼロに」12「つくる責任つかう責任」の目標達成に向けて取り組んでおられます。
10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」。
日本では、本来食べられるのに捨てられてしまう食品=食品ロスが、平成29年度に年間612万トン(推計)発生し、国民1人当たりに換算すると、毎日ご飯茶碗1杯分を捨てている計算になるようです。
フードロス削減に取り組んでいる会社と子どもの貧困対策をされている団体とのつながりという取り組みが広がり、お互いの会社や団体、個人が協力しあえる活動がこれからも増えていくと良いですね。